​「ようやく目覚めたか、愚か者たち？」

「か、体中痛いだろうけど……それぐらい我慢出来るでしょ？で、出来るよね……？」

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あなたの瞳にうつるのは、広く天井の高い広間。

そして、玉座に座る男女でした。

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「お前たちが私の国に許可もなく迷い込んだネズミだね？」

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玉座に座る彼女は、不敵な笑みを浮かべて見下ろしていました。

​鏡写しのキングとクイーンは、12名の人間を彼らの国に閉じ込めてしまいました。

そして毎週なぞかけのような仕事をさせ、余興のゲームを行うのです。

​脱出口は？彼らの目的とは？

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